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第82回アカデミー賞

下馬評通りだったし、受賞は至極当然だと思う。

アカデミー賞は「ハート・ロッカー」6冠、「アバター」は3部門

 [ロサンゼルス 7日 ロイター] 第82回アカデミー賞の授賞式が7日、当地のコダックシアターで開催され、イラク戦争での米軍爆発物処理班の兵士を描いた「ハート・ロッカー」が、作品賞など6部門で受賞した。

 同作品で監督賞にも輝いたキャスリン・ビグロー監督は、アカデミー賞史上初めて女性が同賞を受賞するという栄誉も手にした。同賞にはビグローの元夫でSF大作「アバター」のジェームズ・キャメロン監督もノミネートされ、「元夫婦同士の対決」に注目が集まっていた。

 両作品はともに9部門でノミネートされていたが、世界全体での累積興行収入が25億ドル(約2260億円)を超えた大ヒット作のアバターは、視覚効果賞など3部門での受賞にとどまった。

 後略

(03/08) asahi.comより

 
とは言え、ハート・ロッカーとアバターのBlu-rayディスクが並んでいたら・・・? 買うのはやっぱりアバターかな。 そういう意味ではホントに稼ぎまくる映画だよ、アバターは。

ハート・ロッカー

日本時間8日に発表されるアカデミー賞作品賞最有力候補と言われている「ハート・ロッカー」をフラリとレイトショーで観てきた。 何と言っても本作の監督が、同じく作品賞および監督賞候補に挙がっているアバター監督の元嫁というのが興味をそそるではないか。
まっそれはさておき、映画自体もとても興味深かった。 無駄に盛り上げるようなこともせず淡々と、それでいて確実に登場人物や舞台背景を描いていて、気が付けばすっかり引き込まれてしまっていたような気がする。 だからこそ、ラスト近くに見せられた棚に並ぶ異常な数のシリアルフードは、バグダッドの戦闘地域よりむしろ非現実的に見えてしまったのだろう。 作品的にも監督的にもアバターよりこっちの方が上だな。
ってなわけで、85点ってことにしておく。

ラブリーボーン

フラリと「ラブリーボーン」をナイトショーで観てきた。
キング・コング以来のピーター・ジャクソンものということではあったのだが、TVスポットをオーラの泉の中の人がやっている辺り、どうだろうかと思いもしたが・・・、まさかあんなにスピリチュアル的なモンが前面に出ていようとは。 そもそも仮に土俵の上で死んだ力士は死後の世界を彷徨うとき死んだ時の、つまり廻し姿のままなのか? 冬に死んだ人は真夏でも着ぶくれで暑苦しいまま彷徨っているのか? 風呂場で死んだ人はマッパのままなのか? えぇぃ、俺は騙されんぞ
そんなわけで、65点ってことにしておく。

インビクタス/負けざる者たち

「インビクタス/負けざる者たち」の試写会が当たったので行ってきた。
抑えた演出に抑えた演技が相まって、久しぶりに良いドラマを観た思い。 ただ惜しむらくはスプリングボクスの選手達にもう少し時間を割いてもよかったのでは。 でないと、神懸かり的に勝ち進んだ様子がイマイチ・・・。 でもまぁとにかく、これならお金払って観たとしても損はないと思う。
ってなわけで、88点ってことにしておく。

サロゲート

毎週火曜はシネマイレージデイで1,300円ということらしいので、フラリと「サロゲート」を観に行ってきた。
サロゲートを使うことで犯罪もない素敵な未来社会と言うけれど、当の本人達は健康そうにはとても見えなかったりと、その世界観にはツッコミ処がないわけでもないけれど、フィリップ・K・ディック的な人間のアイデンティティって何じゃらホイがテーマになっていて、山椒は小粒でもぴりりと辛い感じが嫌いではない。
そんなわけで、70点ってことにしておく。

Dr. パルナサスの鏡

ナイトショーで「Dr. パルナサスの鏡」を観た。
イヤな予感はしていた。 それはお過ぎさんが絶賛しているとの噂を聞いたからだ。 どうも彼(彼女?)の映画評論と自分は真逆らしく、彼女(彼?)が薦める映画で面白いと思ったのものはこれまで皆無。 果たして、その予感は残念ながら今回も当たってしまった。
まず「ヒース・レジャーの遺志を継いだジョニー・デップ云々」の惹句に引きずられてしまったせいもあるな。 どこでデップが、ファレルが、ロウが出てくるのか、そればっかり気になってしまった。 それを抜きにしても、善と悪、光と影、右と左、東と西、なんでもよいのだが、とにかく対立軸が最後までピンと来なかったし。 ついでに言えば、鏡の迷宮って奴もなんだかチープだったし。 傑作「未来世紀ブラジル」の夢よもう一度と期待してたのになぁ・・・。
ってなわけで、60点ってことにしておく。

かいじゅうたちのいるところ 日本語吹替版

えいがのぽいんとが、6てんたまったから、えいがをみにいったよ。 みたのは「かいじゅうたちのいるところ」だよ。
えいがのなかの かいじゅうたちは、むかしながらの きぐるみで(かおはCGらしいけど) さつえいされたんだって。 だからなのかな、なんだか とってもやさしくかんじたよ。 やきいも たべたみたいに こころが ほっこりしたよ。
そんなわけで、80てんってことにしておくね。

コメント一覧

ひでち      2010/01/17(日) 23:11   edit / delete

おー、はちじゅってんだー。
みにいきたいんですよこれー。

よーし、すてきなじょしをさそってみにいっちゃうぞー。
そしてよるはぼくのかいじゅうを(ry

hiro      2010/01/18(月) 01:51   edit / delete

ん〜、うちの おっさんは・・・、もとい、げんさんは65てんぐらいっていってたよ。
こどもは あまやかしちゃ ろくことにならねぇ って、いっしょうびんかかえて いってた。
だから、ひでちくんも じぶんのかいじゅうを あまやかしちゃだめだよ。

なにいってるんだか わからなくなったから、もうねるね。
おやすみ。

Michael Jackson's THIS IS IT

特段のファンではないのだけれど、マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を観に行った。 まっ、それだけ田舎は暇だということだな・・・。
さて、映画の感想だが、正直言ってチと痛々しかったな・・・。 何でだろうか・・・? 整形手術の失敗か何らかの病気のせいなのか、とにかくそのルックスも確かに痛々しかった。 しかしそれ以上に痛々しかったのが、周りにイエスマンしか居ないっぽいところではなからまいか。 マイケルのステージなんだからマイケルを持ち上げるのは当たり前だが、なにか腫れ物に触っているような感じに見えてしまったんだな。 その辺も突然の死に関係してるような気がしてしまった。
それはそれとして、コンサートステージのドキュメンタリーとしてはおもしろかったと思うので、70点ってことにしておく。 しかし、惜しいよなぁ、あのダンスのキレをもう見られないのかと思うと・・・。

アバター 3D 日本語吹替版

本日は、子守役を夕方で解放してもらって映画を観に行った。 観たのは、またしても「アバター」3D日本語吹替版。
先日は75点と言っておきながらまた観に行くと言うことは、けっこう気に入っているらしい。 さほど目新しいストーリーってわけぢゃないし、キャメロンが大のお気に入りってわけでもないのに我ながら不思議だ・・・。 もっとも、適当な理由をこじつけて街を破壊することしか考えていないどこかのバカ監督よりは数百倍ましだが・・・。w
 
ところで、前回はIMAX3Dで今回はRealDによる3D。 一般に画調が暗めになると言われているRealDだが、特にそれは感じなかった。 今度はXpanDを採用している小屋で観てみようかしらん。

コメント一覧

hiro      2009/12/31(木) 13:09   edit / delete

>追記
RealDやXpanDなど、以下に詳しい
http://cinefun.blog89.fc2.com/blog-entry-46.html
http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2010-01-15

アバター IMAX3D 日本語吹替版

映画鑑賞強化月間第二弾として「アバター」の3D版を日本語吹替版で、さらにIMAXで観た。
カールじいさんでも感じたが、3Dの技術に関してはもう完成の域に達してるなと、今回確信した。 3D用眼鏡をかける煩わしはあるが、それを我慢するだけの価値はあると思う。 なので、今後も映画は3D版があるなら、そっちを積極的に観るだろう。
 
さて、肝心の映画の方だが、ウ〜ン、テーマを含めてストーリーは特に目新しいわけではないが、CG技術は見事だったと思う。 なにしろCGで作られたナヴィのヒロインをエロティックに感じたぐらいだからな。 見応えは充分にあったので、75点ってことにしておく。