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告白

フラリとナイトショーで「告白」を観てきた。
告白すると、邦画にはさほど期待しない質なのだが、プレミアシートで観られて1,200円なら悪くないかと。 評判も良いようだし・・・。 という程度の動機で観に行ったわけだが、ものの見事に裏切られましたよ。 いったいこの映画はどこへ向かうんだ? 果たして出口はあるのか? と思いながら観ていたが、まさか出口はそこでしたか。 鑑賞後に胸のすくような作品ではないが、もうね安っぽいヒューマニズムなんてクソ喰らえの快作でしたよ。 なんてね。
そんなわけで85点ってことにしておく。

インセプション 日本語吹替版

ポイントが貯まったので「インセプション」を、渡辺謙の吹き替えはやはり彼自身がやるのか知りたくて日本語吹替版で観てきた。 結論は彼自身が吹き替えていた。
さて映画の方はというと、観ている間は疑問を差し挟む間もなく展開していって、そういう意味では飽きずに観られた。 夢の中に入ってアイディアを盗むなり、植え付けるなりというコンセプトも面白かったし。 ただ、観終わったあと、夢ってそんなに理路整然としているものかと、畳になった夢を見たことがある俺は思うのであった。
そんなわけで、可もなく不可もなくのチョッと上の73点ってことにしておく。

トイ・ストーリー3 日本語吹替版 3D

緊急帰郷した本部長と「トイ・ストーリー3」を観てきた。 もちろん3Dで。
1作目が1995年だから、15年目にしてシリーズ完結。 その間のCG表現の向上ぶりにまず驚く。 脚本もさすがピクサー印でよく練られてる、ホントによく練られてる。 逆に優等生過ぎて面白みが無いぞってぐらいに良くできてる。
そんなわけで80点ってことにしておく。

レポゼッション・メン

フラリとナイトショーで「レポゼッション・メン」を観てきた。
近未来、人工臓器のローン滞納者から臓器を回収する回収屋(レポメン)の話なわけだが、そもそもスラム街の連中までもが人工臓器を大量に使ってるって事は、その人工臓器は回収しなきゃいけないほどの価値なのか? 持ち主の命を奪ってまで。 てか、レポメンは殺しのライセンスを持っているのか? なんか世界設定がチンプンカンプンで、訳ワカランかった。
思い付きで急に選んだ映画なので特に情報も思い入れもなかったわけだが、こんな事なら別のにすれば良かった。 そんなわけで55点ってことにしておく。

薔薇の名前

肩が凝ってもいいので、午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本の中の「薔薇の名前」を観てきた。 制作年は1986年。 ちなみに公開当時に一度観てはいるがDVD等は持っていないので、24年ぶりの再鑑賞。
初見の時はとっても重厚かつ濃厚な映画に思えたのだが、改めて観るとそうでもなかった。 これは、24年経って世の中が重苦しくなったのか、それとも自分が濃ゆくなったのか。 多分両方だろうな。
とにかく好きな一本ではあることに変わりはない。

アイアンマン2 日本語吹替版

肩の凝らない息抜きを求めて、雨の中フラリとナイトショーで「アイアンマン2」を観てきた。
最初から肩の凝らないものを求めていたので、特に文句は無い。 まぁ一言で言えば、可もなく不可もなく。 大きな不満もないが、小さな喜びもなかった。
そんなわけで、70点ってことにしておく。 それはそれとして、ミッキー・ロークも随分と怪優になったなぁ・・・。

アリス・イン・ワンダーランド 3D 日本語吹替版

フラリとレイトショーで「アリス・イン・ワンダーランド」を観てきた。
「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」のその後を描いたオリジナルストーリーということで、ティム・バートン風味にアレンジされたよりいかれたワンダーランドを期待していたのだが、ウ〜ン、茶目っ気はあったが期待したほどの毒っ気はなかったかな。 アリスが剣を握る過程も、それほどワクワクドキドキしなかったし。
ってなわけで、75点ってことにしておく。
 
ただ、主題歌は大いに気に入ったのでiTunes Storeで購入してしまったことと、そのついでにこいつも購入したことを付記しておく。

第9地区 ◆ シャッターアイランド 超日本語吹替版

フラリとレイトショーで「第9地区」を観てきた。
エイリアン達がヨハネスブルクに作られた難民キャンプで過ごす羽目になるというおよそ冗談としか思えないような設定ではあるが、意外と中身は人間の身勝手さがプンプン描かれていて、結局のところ映画はなんの回答も示してはいないが、それでもドキュメンタリータッチの演出と相まって最後まで観られた。 もしかして3年後に続編が作られたら観に行くかも。
そんなわけで、81点ってことにしておく。
 



 

そのまま続けてナイトショーで「シャッターアイランド 超日本語吹替版」を観た。 超日本語吹替版って何だ? って思ったら「より自然な日本語で吹き替える」ことを目指したものらしい。 目指すのはいいが、監修してるのが戸田氏という。 事実、本編中になんぢゃそりゃって言い回しもあったし、とにかく新しい人物が登場する度に出てくる人物紹介テロップが超〜ウザかった。 超は要らない、普通の字幕版で観たかった。
まっ、それはともかく、映画の方は想像したとおりのオチで、種明かしに入ってからがチとダルかった。 ウ〜ン、スコセッシは何がしたかったんだ?
そんなわけで68点ってことにしておく。

ある日どこかで

午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本の中の「ある日どこかで」をフラリと観てきた。 制作年は1980年。 ちなみに公開当時に一度観てはいるがDVD等は持っていないので、30年ぶりの再鑑賞。
一緒に観たGenの感想としては「女の執念を感じた」らしい。 なるほど、そう言う見方もあるか。
いずれにせよ、味わい深い作品。 80点ってことにしておく。

フィールド・オブ・ドリームス

午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本の中の「フィールド・オブ・ドリームス」をフラリと観てきた。 ちなみに同作は全くの初見。 制作年は1989年。
この映画を強いて分類するならばファンタジーものってところか。 エンディングの球場へと向かう長い長い車列がいったい何を意味しているのか、そりゃ見物料が入って球場を手放さなくても良くなりましたよっていうハッピーエンドの意味なんだろうけど、そもそもみんながみんなゴースト選手を見られるわけでもないだろうに・・・という疑問はさておき、駐車場整備でまたトウモロコシ畑を潰すのか・・・というイヤミはさておき、全体として悪くはないと思った。 何度見てもすごいとまでは思わなかったが。
そんなわけで、75点ってことにしておく。