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ダークナイト ライジング

何かと(悪い意味でも)話題になっている「ダークナイト ライジング」をフラリとレイトショーで観てきた。 渇望して観に行ったと言うよりは、アン・ハサウェイのキャットウーマン見たさについフラフラとと言った方が正解に近い。 ちなみに前作の時も割と消去法的な感じで観に行ったっけ。
通信を無力化できるのなら起爆装置を探さなくても・・・とか、ウェインは牢獄を脱出してから無一文でどうやってゴッサムに帰ったの・・・とか、細かい疑問は在りつつも、綺麗に三部作がリンクし、そして希望をもって物語が綴じられたことに感動した。 アン・ハサウェイもキュートだったし。
そんなわけで80点ってことにしておく。

ヘルタースケルター

ご近所の映画館がT○H○シネマズデイで1000円の日だったのでフラリと「ヘルタースケルター」を観てきた。 正直言って、道ですれ違っても全く気付かないぐらい沢尻エリカに(そして、この映画にも)興味は無かったのだが、それでも何だかんだとゴシップ記事で名前を目にする今日この頃。 1000円だし、まっ何となく観てみるかなと。
で、内容の方はと言うと、リアリティーが無さ過ぎて全く勃たない映画だった。 羽田が見つけた捜査資料、それってりりこが部屋の中で散らかした奴だろ、誰がきちんと封筒に仕舞ったんだよ。 一事が万事そんな感じ。 世界観もキャラクターもシーンとシーンの繋がりも、セリフも何もかんもリアリティーが無さ過ぎて途中で飽きてしまった。
そんなわけで、30点ってことにしておく。

ホタルノヒカリ ◆ メン・イン・ブラック3 3D日本語吹替版

本日雨天につき映画の日とした。 1本目は予告編の綾瀬はるかを見て「何となく観たくなったでガース」ってなわけで、「ホタルノヒカリ」を観た。
原作の漫画もテレビドラマも一切観たことが無い(存在すら知らなかった)ので、話について行けるかチと不安ではあったが、そもそもそんな深い人物造詣があるわけも無いので、なんの疑問も持たずにすんなり観られた。 そして、人間に裏表があるなんて普通そんな場面で言わないだろうとか、手越の演技がどうにもこうにもとか、イタリアと日本で時差があるんだか無いんだかな進行とかあれとかこれとか言いたいことはたくさんあるが、コロコロ変わる綾瀬はるかの表情に免じて許す。
そんなわけで、75点ってことにしておく。


続けて2本目は「メン・イン・ブラック3」をレイトショーで。
キャスト、それに監督も替わっていないので期待を裏切られることは無いだろうと。 取って付けたような、JとKの因縁話に強引さを感じなくも無いが、総じて面白く観られた。 それはそれとして、トミー・リー・ジョーンズのあまりにもな老けッぷりに、超へたくそな特殊メイクかと、もしかして顔が変形して実はエイリアンでしたってオチかと・・・。
とにもかくにも、そんなわけで78点ってことにしておく。

ファミリー・ツリー

ハワイ繋がりということで、ハワイを舞台とした「ファミリー・ツリー」をフラリとレイトショーで観てきた。
先祖から広大な土地を受け継いだ男の妻が事故で昏睡状態になり、そしてその妻の浮気が発覚し・・・。 なんてなチと縁のなさそうな設定なんだけど、まるでご近所での出来事を見ているような、まるで知り合いたちの出来事を見ているような親近感。 このGWに訪れた場所が舞台、っていう親近感を抜きにしても良いホームドラマだった。
そんなわけで85点ってことにしておく。

テルマエ・ロマエ

フとしたきっかけですっかり嵌まってしまいコミックス全巻揃っている縁もあって、レイトショーで「テルマエ・ロマエ」を観てきた。
不満その1:オープニング、いろいろ説明しなければいけないのはわかるが、ルシウスのモノローグがくどすぎて、テンポ悪し。 不満その2:上戸彩演じる真実のキャラ設定がよくわからない。 古代ローマの不便さに驚きもしないし、漫画のネタ探しで古代ローマを走り回るわけでもないし。 なんでそんなに達観してるのか。 テルマエ・ロマエは古代と現代のギャップが楽しいのだから、真実はルシウスと逆視線を持たせて欲しかったかなと。 不満その他:男根祭りの件は必要あったのか? 真実以外もホイホイ古代ローマに行く必要あったのか?
そんなわけで、65点ってことにしておく。

裏切りのサーカス

ご近所映画館のポイントが貯まったので、横浜からの帰りにフラリと「裏切りのサーカス」を観てきた。
冷戦下のMI6内部の二重スパイ捜し、としか情報を持ち得ていなかったのだが、こんなに波長の合わない(寝不足気味というのもあったが、まさか上映中にウトウトしてしまう)映画だとは思わなかった・・・。 画の雰囲気とか出演陣とか決して嫌いな方向では無いはずなのだが・・・。 レンタルに出回るようになったら改めて観てみたい・・・。
そんなわけで、今回に限っていえば65点ってことにしておく。

タイタニック 3D日本語吹替版 ◆ アーティスト

ご近所の映画館がT○H○シネマズデイで1000円の日だったのでフラリとはしごをしてきた。 まず1本目は、奇しくも100年前の1912年4月14日に氷山と接触した「タイタニック」の3D日本語吹替版。
本作は1997年の初公開時に観てはいるので、今回の主たる注目点は3Dリマスターの出来映えだったのだが、さすがは昨今の3Dブームを作ったキャメロン。 時折、前景中景後景が分離しすぎぢゃねって気がしなくもなかったが、2D撮影をよくぞここまで3Dにしたものだと思う。
そんなわけで、78点ってことにしておく。


続けて2本目に「アーティスト」を観た。
今年のアカデミー作品賞・監督賞・主演男優賞その他。 確かに受賞も頷けるとは思う。 あえてサイレントというアイディアも面白いとは思う。 でもやっぱりラストまで全編サイレントというのは、チと飽きた・・・。
そんなわけで70点ってことにしておく。

ドライブ

フラリとレイトショーで「ドライブ」を観てきた。
小粒ながらなかなか面白いとの評判だったので期待をしていたのだが、まずオープニングで軽くショックを受ける。 普通はオープニングなんだし小手調べでアクセルを拭かすぐらいあっても良さそうだが、この映画は一切拭かさない。 その後もトップギアに入りそうで入らない、かと言って安全運転かというとそうでもない。 ど派手なカースタントも銃撃戦も、アット驚くような伏線も無い。 そういう意味では極めて現実的な世界を描いているとも言える。 でもせっかく観るんだからもうちょっとピリリと辛くないと・・・。
そんなわけで、60点ってことにしておく。

ヒューゴの不思議な発明 3D日本語吹替版

スコセッシ初のファンタジーかつ3D。 ということでフラリと昼間から「ヒューゴの不思議な発明」を観てきた。
ついつい重箱の隅を突っついてしまうけど、結局あのノートが無くても機械人形の修理は完成するんだね。 あの機械人形にはもっと凄い秘密が隠されているのかと思ったけど、そうでもないんだね。 それはそれとして3D感は良かった。 特にラスト近辺のジョルジュのアップは秀逸。
そんなわけで、70点ってことにしておく。

ドラゴン・タトゥーの女 日本語吹替版

いつもの映画館が1000円デイだったので、フラリと「ドラゴン・タトゥーの女」を観てきた。
これに先立ってスウェーデンオリジナル版を借りて観てしまったので、どうしてもそれとの比較になってしまうが、やはりデヴィッド・フィンチャー版のオープニングタイトルはとっても格好良い。 ただそれ以外は、オリジナル版リメイク版共に一長一短。 リメイク版にフィンチャーらしさが出ていたかと言えば、そうでもないし。 物語の舞台もスウェーデンのまんまだったし。 そういう意味では、リメイク版って作る意味があったのだろうか。
そんなわけで、65点ってことにしておく。