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僭越ながら how to #04 「Pano2VR SkinEditor」

Aiさんという方からPano2VRのスキンについての質問メールを頂いた。 さらに当サイトの作品は「さらっと難しい動作をしていて、尊敬してます!!」などと過分なるお褒めの言葉も♪ たとえそれがお世辞でも誉められれば調子に乗るのが世の常、人の常。 そこで、ここはひとつ僭越ながら講義してみようと思うに至ったわけです。
というわけで、頼まれもしないのに勝手にPano2VRのSkinEditorについて講義をたれる第1回目は、Aiさんのメールにあったいくつかの質問の中から「Loaded」と「Reload」について取り上げたいと思う。

免責事項
以下は、ネット等で知り得た知識に自分の経験を加味したものです。 従ってこれが正しいと主張するものではありません。 正解はこれだボケ! と言うツッコミは優し目にお願いします。

LoadedとReloadは、言葉の通り「読み込み完了後」と「再読み込みする際」に関してのプロパティ設定項目である。 つまり、ダウンロード現在何%かを表示させるようなプログレスバーの場合、表示したいのは読み込み中のみで、読み込み完了後は消したい。 逆にコントロールボタン等は読み込み中は隠しておいて読み込み後に表示させたいなどなど。 それらを定義するのが、LoadedとReloadなのである。 それでは具体的に見ていこう。
 続き
まずは下記サンプルをご覧いただきたい。 下記サンプルのプログレスバーは読み込み中にのみ表示され読み込み完了後は消えるように、そしてコントローラーと方位計は読み込み完了後に初めて表示されるように仕込んでいる。 なお、下記サンプルは読み込みに時間が掛かるように通常より品質を高めにしファイル容量を大きくしてある。
 
いかがだろうか。
 
それでは、プログレスバー、そしてコントローラーと方位計、それぞれのプロパティをどのように設定したか、それを説明していこう。(参照図#1) まず、Pano2VRのElement(要素)の見え隠れに関してのアクションには「Hide Element」「Show Element」「Set Element Alpha」「Change Element Alpha」などがあるが、今回は「Change Element Alpha」を選んでいる。 ちなみにSetとChangeの違いは、一瞬かゆっくり変化するかの違いである。
 
さて、プログレスバーのプロパティは見ての通り、Loaded、つまり読み込み完了後にChange Element Alphaを0、つまり当該要素の透明度を0にするというものである。 そして、コントローラー等のプロパティはその逆で、読み込み完了後の透明度を1に設定してある。 ここでコントローラー等の場合にポイントとなるのが、可視設定の透明度。 ここを予め0にしておくことで、「当初の透明度が0である要素を読み込み完了後に透明度1にする」というプロパティが完成するのである。 もちろんプログレスバーは「当初の透明度が1である要素を読み込み完了後に透明度0にする」ので、可視設定透明度は1である。
ついでに、Show Elementを使う場合について。 Show Elementは要素を表示せよというアクションなわけであるからして、その前提として最初に当該要素を隠しておく必要がある。 この場合は可視設定のチェックを外し属性を不可視にしておく。(参照図#2) その際の透明度は1。 これで「当初は不可視属性である要素を読み込み完了後に可視属性にする」というプロパティが完成するのである。
 
では次にReloadについて。 先にReloadは「再読み込みする際」と書いたが、再読み込みとはいかなる時のことを言うのか? それはホットスポット等のリンクを用いて他のパノラマを読み込む際のことを言うのである。 同じものを再び、ではなく別のものを改めて読み込む際と考えるとわかりやすいかもしれない。
では、下記サンプルをご覧頂きたい。 これは2つのパノラマを行き来できるようにしたもので、他のパノラマに移行する際にコントローラー等が一旦消えて、他のパノラマの読み込み完了後に再表示されるようになっている。 また、プログレスバーも必要なときにのみ表示するようになっている。 なお、これも先のサンプル同様にあえて品質を高くしてファイル容量を大きめにしてある。
 
いかがだろうか。
 
プログレスバー、そしてコントローラーと方位計およびセレクター、それぞれのプロパティをどのように設定したか、もうクドクドと説明しなくてもおわかりであろう。(参照図#3) プログレスバーの方は「当初の透明度が1である要素を読み込み完了後に透明度0にする、さらに再読み込みする際は透明度を1にする」となり、再読込が完了した際には1行目の透明度0の命令が再実行されるので、結果的に「読み込み開始時には常に透明度を1に、読み込み完了後は透明度を常に0にする」というプロパティが完成する。 コントローラー等はその逆、というわけである。 なお、ChangeとSetを使い分けているが、これは「プログレスバーはサクッと現れてフワッと消す」「コントローラー等はフワッと現れてサクッと消す」というささやかな演出だったりする。
 
 
以上、僭越ながらPano2VR SkinEditor講座でした。 次回の講義はスライドショー(例えばこんな奴)を取り上げたいと思っております。