ヤマハ「トリシティ」シリーズ生産終了!! 最大排気量「300」は店舗在庫のみ!?
ヤマハ発動機は、独自のLMW(Leaning Multi Wheel)テクノロジーを搭載したフロント2輪のスクーターモデル、「トリシティ」シリーズの国内向け生産を終了することを公式に発表しました。
対象となるのは125cc、155cc、300ccの全モデルで、2026年秋までに順次生産を終える予定です。
トリシティ・シリーズは、モーターサイクルのように車体をリーン(傾斜)させて旋回する3輪以上の車両を指すヤマハ独自のLMWというコンセプトをフロント周りに採用した、ユニークな3輪スクーターです。
2014年の登場以来、フロント2輪がもたらす安定感に満ちたコーナリング性能と、上質で快適なクルージング性能を両立させています。
路面の段差といった外部からの衝撃をスムーズに吸収する能力に長けており、その乗りやすさからモーターサイクルに乗り慣れたベテランライダーだけでなく、運転に不安を感じるビギナー層まで、非常に幅広いユーザーから高い支持を集めてきました。
現在では、原付二種クラスに属するトリシティ125、軽二輪クラスで自動車専用道路の走行も可能なトリシティ155、そしてよりパワフルなトリシティ300という3つのモデルをラインナップしています。
トリシティが持つ卓越した走行安定性は、一般的なライディングシーン以外でも高く評価されています。その一例として、一部の警察車両として導入された実績があり、公的な任務における信頼性の高さを証明しています。
また、フロントに2つのホイールを持つというキャッチーな外観と、洗練されたデザイン性も大きな魅力の一つです。その特徴的なスタイリングはクリエイターの目にも留まり、人気漫画である“ゆるキャン△”や“ばくおん!!”などの作品にも登場し、多くのファンにその存在を知られるきっかけとなりました。
ヤマハは現時点において、トリシティシリーズの生産を終了する具体的な理由を公表していません。今後の生産スケジュールについては、トリシティ300が既に生産を終了しており、現在の在庫状況に関しては各販売店への確認が必要となります。
残る2モデルについては、トリシティ125が2026年夏、トリシティ155は2026年秋にそれぞれ生産を終了する予定です。
一方で、日本国内市場とは異なり、海外市場では販売が継続される可能性も残されています。2026年3月12日には、革新的なエアバッグシステムを搭載したトリシティ300のヨーロッパ仕様が発表されており、今後のグローバルな展開が注目されます。
(04/14) バイクのニュースより |